utsurogi

空木(うつろぎ=中が空っぽ)ながら、多岐多様に詰め込んで勝手なことを吐き出して…。

失望の人

昨日書いたことに繋がるし、過去にも書いたような気がするが、このブログ(日記)を始めた時に「同じことでも、その時に思ったこと、考えたこと、感じたことなら何度でも重複して書いてしまおう」と決めたので、2014年も新たに、それまで注目し、程々に信頼してきたけれど原発事故以降に失望してしまった人たちを列挙しておこう。

各人に対する感想は追々に…。

 

  1. 櫻井よしこ
    日本のジャーナリスト、元ニュースキャスター。国家基本問題研究所理事長。日本における保守論客のひとり(wiki

  2. 吉本隆明
    日本の思想家、詩人、評論家、東京工業大学世界文明センター特任教授。日本の言論界を長年リードし、「戦後思想界の巨人」と呼ばれる他、右派の江藤淳に対して左派の論陣を張り、両者は戦後最後の「批評家」と評されている(wiki

  3. 大前研一
    日本の経営コンサルタント、起業家。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。元日立、元マッキンゼー・アンド・カンパニーwiki

  4. ビートたけし
    日本のコメディアン、司会者、構成作家、小説家、エッセイスト、映画監督、映画脚本家、映画編集、俳優、歌手、作詞家、作曲家、芸術家、元・東京芸術大学大学院映像研究科特別教授、漫才師(wiki

  5. 福沢諭吉
    日本の武士、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者。慶應義塾の創設者であり、専修学校、商法講習所、伝染病研究所の創設にも尽力した。他に東京学士会院初代会長を務めた。そうした業績を元に明治六大教育家として列される(wiki

 

(順不同、敬称略)

 

他にもいた気がするけれど、また追記していこう。
でも、失望度が高く、ある意味ショックだった人達は上記の人達であることは間違いはない。

「まさか…。なんで…」ってな感じだった…。

 

反対に原発事故以降、初めて知ったジャーナリストや評価を訂正した人、注目していきたいと思う人、主義主張や行動に深く共鳴する人、敬意を抱き信頼に足る人物と感じた人等々が少なからずいる。

そして、世間では支持者がとても多そうで、なんとなく、「きっと同意できる部分もありそう」「まともな事も言っていそう」「たぶん根本には共通する見解がありそう」と思える、私自身は今まで避けてきた人達もいる。

まだその人達に関しては、著書やtwなどでの発言を読んでいないので、まだ判断は何もできないでいるが、追々確かめていこうかなと思っている。

 

とにかく、「人を見る目」というのは、この世で生きていくにあたり、とても重要な能力であり、どうしてもそれは人生経験に比例してくるような気がするが(それは年齢という意味ではなく)、一人の人間が生涯に経験できる事柄なんて限られているわけで、その他を補うには関連書物を読んだり、話しを聞いたりして判断根拠となる知識を増やしていくしかない。

昔の人はよく「映画から人生を学んだ」と言うけれど、私自身、もう何年も映画を見ていないので、今の映画に人生を学べるほどの質をもった作品があるのかどうか知らないけれど、まぁ、本以外にも映画という手段もあるとは思う。

とにかく、世の中は「人間」で成り立っているわけで、その「人間」を見誤れば、自身に対する影響は大きく、不幸な結果を招くことにもなりかねない。

 

私に関して言えば、本当に「原発事故」は色々な面で分岐点だったように思う。
同時期に自分自身の生活も非常に危機的で切羽詰っていたため、色んなことを学んだし。

今年もまだまだ落ち着かないが、とにかくあと残りの数年をかけて生まれた時のレベル、ゼロの地点まで戻していき、そして色々なことをきれいに精算してから消えていきたいと思う。

“立つ鳥後を濁さず”である。

親戚も少なく、自身で家族を増やすことも無く、身軽な身でいてよかった。