足がつる
歳をとると、本当に体に色々な症状が現れて、なかなかそれが回復しないもんだから、否応無しに色々調べたりして、ちょっとした健康雑学王?みたいになって、なんだか自分でも笑えてくる。
そんなことで、“春の陽気”が引き起こす心身の異常話に続いて、“30代、40代になったら気をつけないとね”、な体の話第二弾を書いておこう。
◆足がつる(こむら返り)
今年は正月から首がつったり(首吊りではない)、肩こりも酷くなったり、体のあちこちに加齢に伴うガタが来ていることをヒシヒシと感じているわけだが、先日、寝起きに伸びをした際に思いっきり右足がつった。
痛かった。ホント、嫌な痛さだった。
もちろん初めてのことではなく、過去にも何度か体験はしたけれど、なんとなく、去年辺りからか、若干頻度が高くなっている気がする。と言っても、全然少ないほうだとは思うけれど、この間のは痛みがなかなか引かないからちょっと嫌な感じがしている。
普通に考えて、マッサージとかして筋肉ほぐして、リンパやら血液やらをちゃんと流してあげればいいのだろうとは思うのだけれど、この回復力の無さはやはり加齢のせいだなぁとつくづく実感するのである。
前記事の自律神経でもそうだけれど、30~40代からは副交感神経の働きが衰えてくるので体の回復力も無くなるし、血流が悪くなるし、内臓関係にも色々影響が出てくるということで、中年になると、本当に意識的に体のメンテをしてあげなければいけないと知った上に、今度のこむら返りでも、30~40代からは筋肉量が減ってくる(→血行不良になる)こともあって、中年以降に起こりやすいと書いてあって、より一層、ちゃんと体を労わってあげないと、もう無理が利かない歳なんだよなぁと心底思う。
あと、運動不足の老人や胎児の関係で骨盤がゆるんで足の筋肉の状態が通常と異なる妊婦さんもなりやすいとか…。
体は不思議というか単純というか…。まぁ、ごく自然な、理にかなった構造と働きをしているんだな、と改めて思う次第。
なので、異常が発生した際の解決法も案外理屈は簡単、単純なんだけれど、なかなか現代の人間には精神的にも、様々な社会的、生活上の条件的にも容易に実行できなかったりすることが多いから、慢性疲労、慢性ストレスを抱えた人がそこかしこにいる状態だったりする。
というわけで、下記のサイトを拝読し、私のこむら返りの原因は
- 疲労(長時間労働、睡眠不足→疲労蓄積、慢性疲労)
- 加齢(もう40はとっくに超えた…)
- 水分不足(休日以外は一日1リットルも飲まないかも…)
- 栄養・ミネラル不足(マグネシウム、カリウム、ビタミンB1は殆ど摂れていない)
- 以上から、血行不良、神経伝達機能低下(筋肉伸縮が上手くできない)
だと分かった。
他にも「冷え」から来ることもあるようだけれど、私は冷え性ではないし、なんと今もまだこたつを使っているから暖めているしね。(ってことは寒がり=冷え性?とも思えなくもないが、そこらへんの女子がよく「寒い、寒い」と言っているときでも私は何とも思わないので基本的に冷え性ではないと確信している。
ただ、私はこたつが好きなので、例年5月中旬くらいまではなんだかんだで時々つけたりして使用しているというだけの話。
マッサージをちゃんとするほどこまめな人間でもないし、上述の首つりの時にヨガをしようと思って、DVDやら本やら買ったのに、仕事場の人間の無思慮な一言にちょっと反発心を抱いて、そっちに余計な時間と労力とエネルギーをしばらく費やさなくてはならなくなり、不調の体を騙しだましでなんとかやってきて、漸く報いてやったと思ったら、その人間はその言葉自体忘れてしまっていたかのような振る舞いで、ただの脅しをかけられただけだったということを知った時の私のメラメラと腹の底で煮えたぎるような怒りと言ったら…。私の大事な大事な大事な大事な大事な・・・・時間を返せっちゅうねん!と本気で思って、もうその人間は一切信用しないと決めた。
なんて単純に何でも受け入れ、信じてしまう性格なのか・・・と、過去に寸借詐欺にあった時と同じく、またまた自分の未熟さ、無防備さに悲しくなった。しかし、私よりもあっちが……(ブツブツ)。ま、もういいけどさ。
ということで、やりたかったヨガも全くしていないのに、マッサージもなぁ…と思い、手抜きを考えて、今はマッサージ機を手に入れたいナァなどと考えている。
でも、すぐに買えるような身分ではないので、暫くは湿布貼ったり、マッサージしたり(スルンカイ!)して誤魔化すしかないなとは思っているところ…。あーぁ。
◆結 論
まず、
- 食生活を微改善
アーモンド、豆腐、卵、トマトジュース(復活させる)、を摂るようにする。
できれば、時々は豚肉も食べたい。ミネラルウォーターを1日500mlは飲みたい。 - ふくらはぎマッサージ
- ヨガ実行(目標)
まぁ、やることと言ってもこの程度か…。
普段の活動の中で運動はそれなりにしているし、すごい偏食ながら意外とポイントは抑えた食材を摂っているので大幅な改善は必要ないと思う。
いやしかし、ホント、まだ30代は、言っても30代はまだなんとかなる。
しかし、40超えると、途端に加速度的に、あらゆる“機能低下”が襲ってくる。周囲の人間も言っているので、これは本当の話である。
経験者として伝えなければいけないと思うのは、
●健康で肝心なこと(キーワード・ポイント)は
- ストレス
- 自律神経
- 血流・血液
この3点。
これらを正常な状態にしておくために、
- ストレス発散法を見つけておく(趣味、発想転換法…etc)
- 運動
- 食事
- 睡眠
が大事ということ。
でも、健康なんかどうでもいい、病気になってもいい、苦しんでもいい、いつ死んでもいい、人の世話にはならない、人に迷惑はかけない、・・・という人は、今のまま好きなように生きていればいいと思う。自分のタダの不摂生で他人(家族含め)に迷惑さえかけなければ…。先天性の病気はまた別ということで…。
[*こむら返りで参考になったサイト]
・夜中によく足がつるのはなぜ?~多くは筋肉の疲労や冷えが原因で、病的なものではない
・vol.125 「足がつる」を慢性化させない ~中高年は足がつりやすい
・ 足がつった時の対処法と予防法
・足がつるのを予防する食べ物は?日常で注意できる!<オススメ>