utsurogi

空木(うつろぎ=中が空っぽ)ながら、多岐多様に詰め込んで勝手なことを吐き出して…。

禍福は糾える縄の如し

(その前に、タイトルを入力しようとブランク状態でカーソルを持っていくと、奇妙な電話葉号がズラリと候補に出て来た。どこで覚えた電話番号だ。しかも東京の人間ではないのに…。不気味だが、何度削除してもまた性懲りも無く候補を押し付けてくるので、もう諦めたが。。。意味分からん)

 

 ということで、まぁ、タイトル程の大袈裟なことではないのだが、今日は色んなことがあったので、ちょっと書きたくなった。

 

 まず、昨日、親の携帯が使えなくなっていることに気付いた。

 メール送受信、通話受発信共に不可。単なる情報保存機器と化していた。

 どうやらその症状は、私が始めて気付いた数日前よりもさらに以前から発生していたようだが、普段ほぼ使うことがないため気付いていなかった模様。

 親の携帯は約9年選手。もうそろそろ寿命かな、と思い。あまり深く考えず、機種変更を検討し、代わりの機種をネットで探した。

 もちろんガラケー。老人向け。

 あった。しかも、今のよりも老人に優しそうな機能付きである。

 機種代0円。

 とすれば、手数料2、3000円は覚悟して機種変更するか、と決断し、オンラインで買うか、ショップで買うかを迷い。どうせ、今日は出て行かなくてはならないからついでにショップで手続きすれば、データ移行もしてもらえるかもしれないと思い、念の為、在庫確認の電話をしてみた。

 目当ての機種は3年前の旧製品。たくさんはないかもしれないが、無いことはないだろうと踏んだ。

 電話してみると、なにやらそのショップではガラケーキャンペーンをしているとかで、現時点在庫はあるが僅少。来店時まで残っているかは保証できないと(当たり前だが…)。取り置き不可というので、まぁ、それは致し方ない、無ければまた別の方法を考えるまでと思い、今日、用事が終わってから行く気満々で今朝家を出た。

 

 用事に向かう為、改札へ近付いた時、珍しい音が聞こえた。

 携帯の呼び出し音。

 私は終始マナーモードの為、ほぼ着信も着メールもリアルタイムでは気付かない。

 なのに、音が聞こえた。親の携帯の音だった。

 「なんで?」と思い、取り出してみると、なんと「着信のお知らせ」とな。

 「なんでや?」と思い、見てみると、どうやら、不通期間中にサーバー側に届いていたメールや不在着信を一気にお知らせしてくれたらしい。

 そう。昨日、通信不可状況を確認した際、「サーバーから応答がありません」とエラー表示が出た為、私はこちら側の故障を疑ったのだが、もしかすると、サーバー側のエラーだっただけで、それが復旧してまとめて通知してきたのか、と納得した。

 そんなわけで、無事に復活。

 余計な出費も無しに一件落着となった。

 たまたま、カバンを身近に抱えていたから音に気付いて、たまたま手続きをする前にエラー解消となったから余計な時間をとられることもなく事が解決した。

 すごい偶然だなぁと感心し、これも全て?神様の思し召しなのかも…と有り難くなった。

 

 ◆ ◇ ◆

 

 で、その用事とは・・・まぁ、どうってことはない健康診断である。

 どうってことはないし、この極めて健康優良人間で面倒臭がりの私にしてみれば、ただの経費の無駄遣いでしかない、極めて鬱陶しい行事である。

 でも、会社側の義務なので、本当に口やかましく言われる。それもまた鬱陶しい。

 しかし、私も普通に大人なので、大人しく従って受けるわけだが、今まではたぶん殆ど無かった、あってもこれまでの社会人人生20年強で1回あるかないか位だと思うが、検診と生理が重なった。

 去年、同様の状況になった同期の話では、非常に面倒臭い事態になるらしく、一気に憂鬱になった。この私の少ない貴重な休みを割いてスケジュール立ててやっているのに、こんな健康診断如きで予定を狂わせられるのがとても嫌だった。

 なんとか予定は変えずに、そして、結果にもあまり影響が出ない、最善の方法はないか、と考え、まずは、検便の段取りについて昨日質問してみた。採取案内にはやはり取るな、取っても正しく判定できず陽性になると。なので、それだけ後日、持参・郵送で構わないという答えだった。

 話を聞いていて、ニュアンス的にそのほうが後々のことを考えてもよいような気がしてきた。

 続いて、検尿。やはり同じく陽性になる確率が高いのかを聞いた。なぜかというと、私は何となく印象として、検便のほうが条件にシビアで、検尿のほうが緩いと思ったから。過去に申告するだけで普通に検査してもらった気がするし、そういう風にしている人を見た気がするから。

 しかし、答えは検便と同じトーン。

 とすると、どちらも後日パターンなの?となり、若干嫌な感じがしたのだが、まぁ、行ってからもう少し詳しく聞こうと思い、本日、朝の仕事終わりに向かったのである。

 ちなみに、検便は2本の内1本しか採取できなかった。なんとかギリギリまで頑張ったが、何せ前日9時から何も食べず、その前も、まぁ、この私なのでろくに食べず、朝コップ1杯の水は飲んだが、普段、ヨーグルトやらキウイやら食べていても、朝のあの短い時間に“通じる”ことなどほぼ無いのに、何も食べず飲まずで出るわけがない。一応、がんばってみたけど全くの時間とエネルギーの浪費に終わってしまった。溜息。

 

 で、現場に到着し、受付の方に申告した。

 なんと2本じゃなくても1本でもいいと仰った。ラッキー。

 しかし、もしも陽性になって再検査の場合は、腸にバリウムを入れたり、なんだかんだと大変なことになるとも。

 私は、生理という前提での陽性だったら、もう一度採取するところから始まると思っていたが、検査方法が全然違うとその方は仰った。そんなのは嫌だ。

 

 というわけで、やっぱり大きいのは後日“郵送”を選んだ。(エライモンが運ばれているとは知らないんだろうな、配達員さん。。。スミマセン)

 

 続いて検尿。「これはできるんですね」と念押ししたら、まぁ、やはり「陽性になるかもしれませんけど」と断りつきだったが、便ほどの拒否っぷりではなかったので、重要度が違うというか、陽性になってもまぁ大したことにはならないのだろうと踏んで、できるものはやってしまおうとやることにした。

 

 

 私は端から、検便と検尿には差があるのだろうと踏んでいたので、予想通りの展開とはなったのだが、調べてみたら、便の方は湯船に耳かき1さじ分の量でも反応する精度の高い検査方法らしく、まぁ、大抵陽性になってしまう。そして、大変な再検査になる、ということらしい。が、尿のほうは、気をつけて採取すればなんとかなる、又は、軽度の陽性反応になるようで、そうなったとしても再検査するほどではないような感じ。蛋白と潜血(赤血球)が陽性、または無効と扱われると。それなら、私自身は異常があるとは思っていないので、もうそれでいいと思う。

 

 というわけで、検診時になってしまったら、検便はやはり避けましょう。検尿は正確な検査にはならないこと前提で受けたかったら受けてしまいましょう、という結論になった。

 そして、これが分かったことに加え、実は2本とれなくてもいいということが分かったのはとても大きい。それならそうと注意書きにでも書いておいてくれよ、と思うが、ま、分かったのでヨシとする。

 

 私は早朝、時間が無い。だから、本来は、体質的には快調なタイプだが、時間が無いので出ない。検診の日を休みの日の後にすれば必ず1本は採取できる。でもあと1本は運次第。ちょっとやそっとお腹の体操などしても即効性はないからほぼ無理・無駄。だから、1本でもいいと分かればかなりストレスが減る。だって何が何でも2本取らないとダメだと思っていたからだ。

 しかも、通常の場合、胃のバリウム検査があるので食事制限がある。食べてもいないのに、普段から出ない人間が出せるわけがない。本当に何から何まで私には合わない。もう健康診断なんて嫌だ。面倒臭い。

 

 そんなこんなで

 

 時間がなくなったので、一旦中断。

 

<続き>

 

 まぁ、そういうわけで、検便、検尿についてはそんな顛末になった。再採取して郵送という二度手間にはなったけれど、それが最善の策であり、致し方無しというところでよいのだが、別件でバリウム。あれは、生まれて2回目の経験だったが、前回よりなんだか苦しかった。あんな物をあんな大量に一気に飲めるかい、という話だ。

 たとえば、あれがヨーグルトとしても、あの量を一気になんか飲めない。私は。なのに、バリウムをあの量、一気に飲めと。無茶である。もうどれだけ苦しかったか。

 なんかね、あの検査をしないといけないのが嫌で仕事を変えたくなった。いや、マジで。元々、常にどうしようかなと思い続けて今日まで至っているだけに、年に一度とはいえ、あんなことをしないといけないと思うと、もうマジでいやになった。

 だって、自分は健康優良人だと思っているし、たとえ病気だったとしても、別に医者にかかる気もないし、それが自分の運命、寿命と考えてそのまま生活していくのみという考えの人間である。

 これまでの経験から、病院(医者)には世話にはなりたくない。嫌なのだ。病院も、医者も。

 というわけで、バリウムの嫌さを痛感した。

 

 そして、なんと身長が7ミリも縮んでた。体重も1キロ減ってた。

 身長が縮んだ理由は自分としては、思うに、恐らく「三点倒立」と「ヘッドスタンド」のせいだと思う。重力を逆にかけることで首のあたりが縮んでいる気がするし、あとは普通の生活の中では、重力と無関係の時間が普通の人より少ない=重力の影響を沢山受けているのに加え、重い荷物を持って長時間立っていることもある。

 そんなところからきっと縮んだに違いないと思った。横になって重力の影響を受けない時間は一日4時間ほど、イスに座っている時間もあるが、それも多少なりとも重力は受けている。とにかく、リセットする時間が少ない。

 ただでさえチビなのに、さらに縮んでいくなんて嫌だ。

 思わず、中村格子先生という方の一日一分体操というのを見直した。

 あれは、実は腰のくびれをつくる体操らしいが、副次的効果として、ご本人は身長が2cmも伸びたといっていたので、簡単だし、これはやってみようと思ったのだった。

 でも案の定、毎日、真面目にやることなど到底しておらず、この有様。

 だから、ちょっと、今の体の調子がすっきりしてから地道にやってみようかな、と。

 

 そして、「ヘッドスタンド」と身長の関係をしらべてみたら、なにやら「ヨガを始めて“逆に”身長が伸びた」という意見を沢山目にした。なんと!私はヘッドスタンドしかしていないので縮んだけれど、普通は伸びるものなのか!と驚いた。

 姿勢がよくなる、骨の間隔が伸びる等々の理由で伸びるらしいみたい。

 うーん、ヨガもちゃんとやりたいのだけれど、如何せん、他の懸念事項がたくさんあり過ぎてなかなかそちらに集中できない。でもとりあえず、しばらく「ヘッドスタンド」は止めようと思う。あれは血流を逆にし、むくみを改善する目的でやったので、別の方法で実行しようと思う。まぁ、しかし、あれはあれでなんだかすごく気持ちはよかったし、代謝も上がった気がするし、よかったのだが、背が縮むのはいただけない。このチビ人間にとっては重大事項なのである。私も目指せ2cmアップだ!

 と、背が縮んでショックだったのだが、体重が予想外にまた減っていて、それもなんだか「うーん・・・」という感じ。まぁ、身軽でいいっすけどね。でも足はむくむんだよなぁ。それを何とか したい。

 

 そして、健康診断ネタで最後は、バリウム排出の為の下剤。今回はめっちゃ効いた。これもそこそこに苦しかった。もう、バリウムのせいで、もともと少ない食事をさらに制限されるわ、そのせいで検便もよけいにしづらいわ、飲むのは異常に苦しいわ、飲んだら飲んだでその後もしんどいわ・・・で、本当に全て悪いことしかない。

 あれは、マジ、何とかしたい。。。

 

 で、いろいろありつつ健診も終わり、携帯もそのままでよくなったので、さっさと帰ろうと思って、他の用事は次の機会に回してそそくさと家路に着いた。

 

 それが失敗。なんと、せっかくぎりぎりになんとか完成させられると思っていた暑中見舞いを書くためのペンを買い忘れてしまった。。。。

 最寄り駅で気付いたが、駅周辺に気の効いた文具屋は無し・・・。かくして、もう“暑中”は完全にアウトとなることを覚悟せざるを得なくなった。。。悲しい。

 それでも、早めに仕上げるために宛名だけでも書いておこうと思ったが、なんだか色々あって、結局それも手付かずで…。もうやっぱりまとめてやるのでいいや!と投げ出して、またネットやらして時間が経過。

 

 そして、さらには、夕立が来て、涼しくなっていいものの、私の大事な自転車が濡れてしまうということで、大雨の中カバーを掛けに行き、暫く経ったら案の定雨も上がって…。それはいいんだけど、翌朝の余分な仕事が増えてしまったという…。

 

 さらに、メールをチェックしていたら、限定割引やらクーポンやらを見つけ、それがたまたま欲しい商品に適用できそうで、他のものと合わせての購入としたので、それを選ぶのにさんざん迷って時間をかけたりして…。でもそのおかげで予想外にお得に、ちゃんと自分の欲しいモノが買えたので、かなりラッキー。かなり満足もした。

 

 はぁ、ホント、こうやっていろんなことが入り混じって、良いのか悪いのか全然分からない一日となった日であった。

 

 さて、明日はペンを買い、いよいよ“暑中&残暑見舞い”にとりかかれるか・・・?

 

 これにておしまい。

 

 

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