Windows10
まずは、「返品」した。あースッキリ。ホント、要らぬ不快な思いをしたものだ。
で、つい先日、突如タスクバーに現れた見知らぬアイコンを確認してみたら、なんと「『Win10』の無料アップグレード(予約)通知アイコン」だった。
一瞬何のことか分からず、一旦閉じて、また今日改めてカーソルを合わせてみたら、やっぱり「『Win10』を入手する」とポップアップされる。
うーん。別にWin7のままでいいんだけど。しかも、ホント偶然?というか何というか、つい先日から、あまりにも動作が何もかも遅くてフラストレーション溜まりまくりの為、重い腰を上げて、他の用事ほっぱらかして、色々とデフラグやら調整やら何やかんやと調べながらやっている最中で、結構な時間と労力を費やしている真っ最中なのである。
その苦労を水の泡にするような「『Win10』のアップグレード」をそう簡単に受け入れるのは癪に障るというか何というか…。仮に、そうした苦労を半年位前に行っていて、しばらくはその労力に見合った快適さを享受しているなら、まだ踏み切ろうという気もするかもしれないが、今、まさに今、やってるっちゅうねん、な状況としてはなんともなぁ・・・・、と思っていた。
さらに「『Win10』の無料アップグレード」(※先日は右クリックで「Win10を無料で入手しよう」だかなんだかという文言がポップアップされたと思うが、今は右クリックができなくなっていて、ポップアップも「Win10を入手する」だけになっている。なぜ?(記憶違いかな…))の“無料”が引っ掛かった。
だって、OSって普通、有料でしょう?
アップグレード版だって“万”のつくお金がかかったはず。
なのに“無料”ってどういうこと?
と、その辺から訳が分からず、今日は時間があるので、少し調べてみた。
あのアイコンを消せるものなら消したいと思ったというのもある。私は必要最小限にする、余計なモノは要らない、簡素が基本スタイルなもので…。
上記の記事を一通り読んで、結論。
「よし、無料アップグレードしてもらおうじゃないか」
* * *
● 理由 ●
- 本物のアップグレード版OSがタダらしい、ということ。
これ、すごい画期的なことではないでしょうか。
もっとも、PC通の方たちはとっくの昔に知っていたのでしょうが、別に“趣味がPCいじり”とかではない一般市民の私などは全く知る由もなく、今回、初めて知って、ちょっと不審に思ったのだけれど、どうやら本物らしいことがようやく分かった。Winの公式ページQ&Aを見てもイマイチ信用できなかったけれど、上の記事を読んでやっと確信が持てたw
実は、一体どんなものだろうと思って、予約アプリを起動して画面を進めて最後に出て来た下の画面の「心配はいりません」という一文が逆に“心配になって”色々調べ始めたという次第w。(余談だが、これくらいの猜疑心を年金機構の職員にも持ってもらいたいところだよ、ホント。情けない…)
- マイクロソフトが結構本気っぽい
私は“一般市民”のため、Win8シリーズが不評だったとか全然知らなかったけれど、その世間の評価を覆したいという思惑やら、宿敵アップルやら新興グーグルやらに押され気味の市場勢力バランスを挽回したいという意気込みが感じられ、昔からお世話になっている身としては、ちょっと応援したくなった。
その意気込み具合を推し量った材料は「海賊版にも同様に無償アップグレードを提供する」という姿勢。これも結構すごいことなのではないかと思うのだが、どうなんだろう…。ここまでしてみんなにWinを使ってもらって、見事王政復古を果たした暁には付随・派生するさまざまな収益から利益も挽回したいと。
別にマイクロソフトが儲かろうが落ちぶれようが、私は一向に構わないのだが、何となく、まぁ、そこまで本気で頑張りたいなら昔からのよしみで応援しましょう、となるのが人情かと。
このブログでも事ある毎に書いているが、私は偏屈者なので、ちょっとお洒落な人達や「クリエイティブ系なんです、ワタシ」とか、「普通のPC好きのオタクやらその他大勢の分かっていない一般人とは違うんです」みたいに思って“いそう”(あくまで推測)なアップル使いの人達と同じ感じになるのが逆に嫌で、その逆を行くというか、敢えて、わざとWin派に徹底することを意識的にしてきた。(書いててホントにヘンな奴だと我ながら思うw グラフィック、クリエイティブ系の仕事を生業にしていないからっていうのもあるんだけどね…)
そんなこともあるし、今回のWin10の機能は惹かれる部分もいくつかあった。 - 音声アシスタント機能「Cortana」
これ、すごい。映画みたい。PCと意思疎通するなんて…。
別に、淋しい人間でもないし、自分の手と頭を使って、やりたいことは自分で工夫して努力してちゃんとやり遂げたいとは思う。そりゃ、恐ろしく無駄な遠回りをしようとは当たり前ながら思わないけれど、でも、何ていうか、別にそこまでは“私は”求めていない。自分の人間としての能力は最低限維持したい、鍛えていたいと思う、退化したいとは思わないので…。たとえば、「123456789×987654321の答えは?」とかなら、手でキーボードを叩き、グーグルの検索窓に打ち込んで、グーグルさんに計算してもらってもいい(それ以前に計算機で計算してもいいしw)けれど、まぁ、口で言って「Cortana」さんに教えてもらっても、それは遊びみたいな感覚でアリかなとは思う。でもまぁ、こんなことばっかり続けていたら脳のシワが無くなりそうだけど…。(自分で考えろよ、と)
さらに、「Cortana」さんの可能性として密かに注目しているのが、上の記事の一つの中に「「Cortana」については、日本語化は7月29日には間に合わない見込み」という一文があったけれど、私は敢えて英語のままで使いたい。なぜなら、簡単な英会話の勉強がこれでできると思ったから。
これ、すごいと思う。昔、何十年前、英語の勉強とそのまま海外で働き、暮らすことを念頭に留学したこともあったが、その頃から考えれば、今の世の中、なんて便利なんだろうと思うことだらけで、英語の勉強だけなら、ホント、お金をかけずに(又は昔の何十分の一の費用とかタダで)いくらでも勉強できる世の中になった。しかも、日本人じゃなく、ネイティブといくらでも会話しながら勉強できる。資料だってネット上に溢れまくっている。今の人たちは本当に恵まれていると思う。
もっとも、もう私自身は歳もとったし、老い先短いことが確定しているし、今さら若い頃に果たせなかった夢を果たす為英語を勉強し直そうなどとはさらさら思っていないけれどw。でも、なんというか、やっぱり興味はまだあるんだろうなと思う。だから、趣味程度に英語・英会話の勉強(という程でもないけれど)がてらこの「Cortana」さんを使うことを想像した。面白そうである。
そんなわけで、変に日本語バージョンをリリースしてくれなくてもいいんだけど、もしリリースされても、英語でも使えるようにして欲しいというか、たぶんできるだろうから、私は「英語」のままならこの「Cortana」を使ってもいいかなとは思う。 - 新ブラウザ「Spartan」又は「Microsoft Edge」
このブラウザもなかなか良さそう。画面タッチで云々かんぬんというのも興味が湧く(私はスマホもタブレットも非所有の為、タッチパッドには無縁)。ただ、私は偏屈者ゆえ?「Opera愛好者」である。ここは苦渋の決断になるかどうか…という感じ。。。でも興味が湧いたのは事実。二刀流にしておけばいいだけかもしれないけれど、それはそれで面倒臭がりの私がそんな器用な使い方をし続けられるかどうかという疑問が…。ま、また考えよう。
* * *
7.29に公開(予定)されてから1年間だけ無料アップグレードできると。
既に世界中の沢山の人達が実際に利用して、検証して、開発協力し、ある程度完成されてから公開されているのだから大丈夫だとは思うけれど、それでも、いろいろ不具合が出るだろうと思うので、しばらく様子見て、落ち着いてからアップグレードしようかなと思っている。
というか、今回、いろいろPCを調整していて思ったのだが、如何せん私の愛機は性能が貧弱で…w
メモリを増設しようか迷っていたが、このWin10のおかげで増設する決心が着いた。是非ともアップグレードする前にメモリを増設したいと思う。
よく頑張ってくれていて、このノートPCには非常に感謝している。
いつもアリガトね。